こんにちは!
南アフリカワイン専門店 みたまり酒店です
6アイテム目のシュナンブランです
昨年も使用したワイナリー
ステレンラストーStellenrust から
◆ステレンラストオールドブッシュヴァイン
Stellenrust Old Bush Vine Chenin Blancを
ご紹介します
とても とても 素晴らしいシュナンブランです
おさらい
ステレンラストワイナリーについて
◆設立 1928年
◆場所 ステレンボッシュ
◆2012年のロンドン五輪採用のワイナリーです
家族経営の中ではとても大きなワイナリーの一つで
畑は約400ha
場所はゴールデントライアングルという
ステレンボッシュでも特に素晴らしい
ワインが出来るヘルダーバーグという
場所に半分畑をもっています
この場所ではボルドースタイルの
素晴らしい赤も栽培されていますが
もう半分はボッテラリーヒルという海からの
風が畑の温度を下げてくれる
冷涼な地域に畑があります
▶ゴールデントライアングルーGolden Triangle
ヘルダーバーグ
Helderberg
シモンズバーグ
simonsberg
サマセットウエストを結ぶ
Somerset West
三角形の地域を指す
良く植えられている葡萄品種には
シュナンブラン
カベルネソーヴィニヨン
メルロー
シラーズ
ヴィオニエ
シャルドネなど
土壌は多様性 花崗岩 頁岩 砂岩 粘土
標高も60~400mと様々
保水力と排水力の両方の優れた特徴をもち
フォールス湾 False Bayから
冷涼な海風の恩恵を受けることが出来る
こうして 白ワインには複雑な酸味と果実味を
赤ワインには美しい色と滑らかなタンニンを
生み出すことができる産地
10年ほど前の情報ではありますが
当時は優良とされるワインの60%が
このトライアングル地帯で
出来ていると書かれた資料もあったほど
優れた土地です
それは今も変わらずですが
今では色々な栽培地のそれぞれの適正や
技術の進歩で
他の地域でもどんどん素晴らしい
ワインが生まれているので
南アフリカのワインが全域で底上げされ
素晴らしい産地になっていると
感じる今日この頃です
▶ブッシュヴァインとは・・・針金も
張らずに自然のまま育てる方法
「ブッシュ」=「草むら」という意味
「ブッシュヴァイン」のスタイルはどの
ワイナリー どの葡萄品種でも
出来るわけではなく ワイナリーの
考え方や品種によって違う
ただ、南アフリカで古くから育
てられてきたシュナンブラン種には
このスタイルが合うと考えらる
ワイナリーが比較的多い
自然に葡萄の出来高が減る
強い葡萄が出来ると考えられている
デメリットとして
非常に低い位置に実を付けるので
収穫作業が大変 機械は使えない
また地熱の影響も受けやすい
葡萄の生育状態をそろえるのが大変
ですが このデメリットを超えるメリットが
あると考える生産者が
行っている仕立てとなります
通常は多く行われているのは
「垣根造り」こちらは葡萄の位置が高く
作業がしやすく 均一に太陽の光が当たりやすい
葡萄の生育を均一にしやすいというメリットを持つ
◆ステレンラスト オールドブッシュヴァイン シュナンブラン
Stellenrust Old Bush Vine Chenin Blanc
生産者 ステレンラスト
原産国/地域 南アフリカ/ステレンボッシュ
タイプ 白・辛口
主要品種 シュナンブラン
アルコール度数 13.6%未満
容量 750ml
ヴィンテージ 2017
限定商品
ボタラリー・ヒルズの風化した花崗岩質の畑。
樹齢41年。斜面は北東向きで、
それにより朝方に柔らかい日光が当たり、
低温でゆっくりブドウが生育する冷涼な畑。
結果として、 活き活きとした酸のある
ワインに仕上がる。早朝に収穫。
1晩スキンコンタク後、
ブドウジュースは4-6年目の古い225Lの
フレンチオークに入れて5ヶ月かけて天然発酵。
その後熟成し、トータルで7ヶ月樽に入っている。
ライム、柑橘類、黄桃、梨などの香り。
活き活きとした豊かな酸、
程よい中庸なボディ、なめらかでリッチな味わい。
フレッシュ&フルーティで、
古い樹齢の濃厚な果実味が
しっかりした酸に支えられ、
上手くまとまっている。綺麗
な酸が心地良く、まるで高級
シャルドネを思わすようなエレガントなワイン。
南アフリカを代表するシュナンブランの生産者、
ステレンラスト社の「さすが!」と言える素晴らしい逸品。
シーフード、フォアグラ、鴨のコンフィ、レモンバター、
クリームソース、濃厚チーズ、中華、アジア系料理など。
というワインになっています
昨年度はこちの少し下のクラスをお出ししましたが
それでもとても評価が高く
とても優しく美しいワインだったので
和食とのイマジネーションもかなり働く1本でした
今年は少し凝縮感が増して複雑さも倍増です
感じて頂く香りも多く
さて どんな料理を合わせようかと考えています
お料理とのペアリングもお楽しみくださいね!!
本日ワイン部は通常通り
16時オープンです
昨日はオープン当初を彷彿とさせるくらい
暇でした 笑~
今日はバタバタ出来るんだろうかと
不安を抱えながらの営業です (^▽^;)
ワインのアイテム少し変わります
お待ちしていますね~
No South Africa Wines no life
2019-06-12 12:02:16
◆イベント
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