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ストームメモ書き

ストームメモ書き

こんにちは
南アフリカワイン専門店 みたまり酒店です

今日から開けるストームについて
インポーターさんと過去のブログをメモ書き代わりに書いています

全然まとまっていません
とりあえずです

そのうちまとめるつもりですが
予定はありません
取り急ぎ
復習かねてのメモ書きです







ストームについて

過去訪問ブログ
https://www.mitamari.com/app/Blogarticleview/index/ArticleId/631

ストーム
設立 2012年
当主 ピノ・ノワールの名手であるハネス・ストーム氏



2012年、ピノ・ノワールの名手であるハネス・ストーム氏によってウォーカー・ベイに設立されたワイナリ
彼は南アフリカの首都の一つプレトリア出身
南アの首都 行政の首都 プレトリア 立法の首都ケープタウン 司法の首都 ブルームフォンテーンの3つの首都がある

 ワインコレクターだった父の影響でステレンボッシュ大学で栽培と醸造を学びますが、
学生の頃から、かの「ハミルトン・ラッセル」で研鑽を積み、後に醸 造長に就任します。
ハミルトンラッセル ウォーカーベイでシャルドネを初めて作ったワイナリー
ウォーカーベイのパイオニアであり重鎮

大学時代に虜になったピノ・ノワールとシャルドネを扱う彼の技術は卓越しており、「ハミルトン・ラッセル」での活躍の傍ら、
他の小 規模生産者の栽培コンサルタントを務めるなど若くして敏腕ぶりを発揮してきました。

また、元来数字に強く非常に論理的で、データと科学的根拠に基 づく一面も持ち合わせています。
とても緻密なのにとても穏やかな人柄がたまらない

本拠を置いているウォーカー・ベイのHemel-en-Aarde/ヘメル・アン・アード地区は
ケープタウンから東へ120kmの海の近くに位置する
南極から流れ るベンゲラ海流と大西洋からの冷たい南東の風の影響を受けている
灼熱の南アフリカにおいて並外れた冷涼な海洋性気候で、正にピノ・ノワールと シャルドネの聖地となっています。


またウエスタン・ケープ州の他のワイン産地よりも年間の降水量が多いため、干ばつの影響を受けにくい利点もありま す。


ハネス・ストーム氏は非常に勤勉家で温かく愛に溢れた人柄であることから、
彼の周りのワイン造りに携わる人々や友人たちからだけでなく、
地域の 人々や流通に関わる人たちからもとても愛されています








恵まれたウォーカー・ベイの大地と、ハネスの手によって育まれたブドウから生まれるエレガン トで繊細なキュヴェ

 


ストームがある場所は

ケープタウンから東へ120kmに位置し、
シロナガスクジラが見れることでも大変人気のリゾート地 「ヘルマナス」にあります
ワイン産地「ウォーカー・ベイ地域」は海洋性気候で、中でも、大西洋と南極から流れてくる
ベンゲラ海流の冷たい風の影響を受ける、ひと際冷涼な銘醸地が 「Hemel-en-Aarde」です。
正にピノ・ノワールとシャルドネの聖地となっています。
またウエスタン・ケープ州の他のワイン産地よりも年間の降水量が多いため、干ばつの影響を受けにくい利点もあります。


ヘメルアンアーデは、およそ450ヘクタールのブドウ畑があり、2009年に3つの小地区が設けられました。
現在この新たな3地区すべてに自社畑を所有してワイン造りを行っているのはこの「ストーム・ワインズ」となっています。
なのでこの飲み比べはストームしか出来ない飲み比べでもあります



「Hemel-en-Aarde」はアフリカーンス語で「天と地」を意味します。
 







ストームのフレダがある場所
①Hemel-en-Aarde Valley/ヘメル・アン・アード・ヴァレー:【標高】125m
最も海寄りで標高は低く温暖 【土壌】粘土がちな頁岩

ストームのイグニスがある場所
②Upper Hemel-en-Aarde Valley/アッパー・ヘメル・アン・アード・ヴァレー:【標高】225m
3地区の中間 【土壌】風化した花崗岩

ストームのリッジがある場所
③Hemel-en-Aarde Ridge/ヘメル・アン・アード・リッジ:【標高】330m 最も標高が高く冷涼
【土壌】頁岩

リッジとフレダは同じ土壌
イグニスのみ違うタイプの土壌です

土曜日のケージさんも仰ってましたが
ブドウの遺伝子が同じでも場所が変わると
全く違う味わいのワインになるというくらい
場所の違いはワインに大きな影響を与える要素の1つです






3つの異なる地区(ワード)の個性を活かすため、人的介入は最小限にとどめ、徹底した少量生産を貫くことにより、
最大限にその魅力を発揮しています。醸造はゆっくりと行われ、長期熟成に耐えるワイン造りを行っています。


醸造について

【全房使用率】テロワールの特徴を生かすため15~20%以内に抑える
【熟成樽】キュヴェによって細かく樽を使い分けています。すべてフレンチオーク小樽で(フランソワ・フレール製、ルイ・ラトゥール製、シャサン製、メイリュー製)、古樽は『ハミルトン・ラッセル』のお下がりも使用しています。
【熟成期間】約11~18カ月






フレダについて






「Vrede/フレダ」とはアフリカーンス語で「平和」。2021年は平年よりも涼しく、過去25年の中でも涼しい年の1つとなりました
クランベリー、野イチゴなどの赤系ベリーのアロマが豊満で、スパイシーさやムスクを感じさせるニュアンスが魅力的です。レモンを思わせる酸は繊細で、シルキーでありながらしっかりとグリップのあるタンニンと共に心地よいドライなフィニッシュへと誘います

【生産数】4,116本
【アルコール度数】13.5%

【産地】Hemel-en-Aarde-Valley/ヘメル・アン・アード・ヴァレー
【畑立地】渓谷に位置した北東向きの急斜面で生育には厳しい条件。標高は高くなく、温暖な気候。
【土壌】4億年前のデボン紀のボックフェルド・シェール:石が多く粘土が豊富な頁岩
【植樹】2008年
【密植率】4,500本/ha
【発酵】フレンチオーク小樽(228L)にて野生酵母による自然発酵 【熟成】《新樽》 25%、《1年樽》 19%、《2年樽》 13%、《3年樽》 31%、《4年樽》12% にて11カ月間
【瓶詰】2022年1月
【樽製造社】メルキュレイ製 32%、フランソワ・フレール製 43%、シャサン製 12.5%、シャンボール製12.5%
【評価】Tim Atkin MW South Africa Special Report 2022:96pt "Wine of the Year for Pinot Noir"、 Platter's Guide:5 stars
【アルコール度数】13.5% 






イグニスについて




ラテン語で「火」を意味しますが、この畑の土壌が火山成岩の一種の花崗岩で、見た目がゴロゴロと赤みを帯びた茶色であることから「火から石へ、そして樹へ」という思いを込めて名付けられました。唯一の花崗岩土壌で、最も繊細で緊張感があり、ブルゴーニュ愛好家垂涎の銘キュヴェです。 2021年は平年よりも涼しく、ブドウのクオリティーは格別で、2020年に比べVredaとRidgeの収量が減となったなか、Ignisは10%増となりました。
【テイスティングノート】赤スグリ、自生するフィンボス(南アフリカ特有の灌木・ハーブ類)やホワイトペッパーなど、複雑なアロマが感じられ、花崗岩由来のグリップ感と、凝縮した果実味、オーク由来のスパイシーさ、シルキーなタンニンが絶妙な調和を見せています。明るく透明感のあるフルーツ感と溌溂とした酸、非常にきめの細かいタンニンが口の中に広がり、ワインの活力が塩味を帯びて長い余韻へと続きます
【アルコール度数】13.5%

【産地】Upper Hemel-en-Aarde-Valley/アッパー・ヘメル・アン・アード・ヴァレー
【標高】3地区の中間に位置し、約225m
【畑立地】北向き
【土壌】かつて河川だったため円みを帯びた小石と砂利の混ざる風化した花崗岩で下層は粘土質
【植樹】2008年
【密植率】約3,500本/ha
【発酵】フレンチオーク小樽(228L)にて野生酵母による自然発酵
【熟成】《新樽》 24%、《1年樽》 20%、《2年樽》 36%、《3年樽》 20% にて11カ月間
【樽製造社】メルキュレイ製 52%、フランソワ・フレール製 24%、シャサン製 8%、カドゥ製 8%、 シャンボール製 4%
【瓶詰】2021年2月 【評価】Tim Atkin MW South Africa Special Report 2022:95pt、 Platter's Guide:5 stars
【生産数】7,308本





リッジについて





「フレダ」と同じ土壌(頁岩)ですが標高が高く、より色調が濃く、酸やスパイシーさも増します。2021年は平年よりも涼しく、ブドウのクオリティーは格別ですが、収量は2020年に比べ10%ほど減りました。
【テイスティングノート】赤系と黒系が混じりあったベリー、ムスクやスミレのアロマが華やかに広がります。ボディーは軽やかで、果実味は表情豊か。酸は瑞々しく、シルキーで香ばしいタンニンが特徴的です。優雅で官能的な余韻をお楽しみいただけます。
【生産数】5,436本
【アルコール度数】13.0%

 【産地】Hemel-en-Aarde Ridge/ヘメル・アン・アード・リッジ
【畑立地】渓谷に位置した東向きの斜面、標高330m、海からの冷たい風の影響で最も涼しい畑。 「フレダ」よりもブドウの生育が1カ月ほど遅く、じっくりと味わいを深めていきます。
【土壌】4億年前のデボン紀のボックフェルド・シェール:大き目の石が多く粘土が豊富な頁岩
【植樹】2009年
【密植率】7,500本/ha
【収穫】3つの畑で最も遅い
【発酵】フレンチオーク小樽(228L)にて野生酵母による自然発酵
【熟成】《新樽》 16%、《1年樽》 26%、《2年樽》 5%、《3年樽》 26%、《4年樽》 16%、 《5年樽》 11%にて11カ月間
【瓶詰】2021年2月 【樽製造社】フランソワ・フレール製 69%、メルキュレイ製 16%、シャサン製 5%、アドゥール製 5%、 シャンボール製 5%
【評価】Tim Atkin MW South Africa Special Report 2022:96t "Wine of the Year for Pinot Noir"



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2024-04-29 11:59:34

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