こんにちは!
南アフリカワイン専門店 みたまり酒店です!!
今日は KWVについて書いてみたいと思います
KWVとは・・・
1900年代に入ると南アフリカワインもフィロキセラ禍から落ち着きを取り戻します
栽培しやすいサンソーを大量に作り、ワインは過剰生産の時代へと突入していきます
この過剰生産を打破することに着手したのがチャールズ コーラーでした
1918年ブドウ栽培農家が会員になり、「KWV」「南アフリカブドウ栽培協同組合」を
発足させます
“Ko-operatieve Wijnbouwers Vereniging Van Zuid-Afrika Beperkt”の頭文字の
一部を取ったものになります。
この組合の発足により葡萄の最低価格を設定、栽培納価を守るという仕組みが出来ました。
余った葡萄からはブランデーや、酒精強化ワインを作り、需要の調整を図りました。
南アフリカで作られたピノタージュ(ピノノワールとサンソーの掛け合わせ)の誕生。
冷却濾過の採用など色々な成果をあげています。
、
2002年には私企業化として、一般の株式会社となっていますが、南アフリカワインの
産業の繁栄の礎を築いた協同組合組織なのです。
現在では、約4,500の農家が株主です。
ワインやブランデーにおける南アフリカ最大の輸出業者であり、業界のスポークスマンであり、
指導者であり、生産・マーケティングの先駆者として、政府機関とも緊密な連携を取りながら、
南アフリカ産業のリーディングカンパニーとして大きな役割を果たしています。
昨今は、グローバルな視野に立った品質向上、世界市場を見据えたマーケティング・販売を
行い、南アフリカワインを広く世界へと普及させています。
主な輸出先は、イギリス、オランダ、フランス、ドイツ、ベルギー、カナダ、アメリカ、日本など
30以上の国々。
ブドウ品種の個性をよく表したワインが多く、近年はブドウ栽培やブドウ醸造に関する最新技術が導
入され、生産者たちの革新的なスキルが加わったことで、品質がめざましく向上。
世界中の数多くのコンテストで、幾度となく栄誉に輝くワインも誕生しています。
(「南アフリカワインのすべて」・「インポーターHP」参照)
2017-04-02 14:25:08
◇南アフリカワイン産地について
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