こんにちは!
南アフリカワイン専門店 みたまり酒店です!!
たまに ちゃんと南アフリカワインについて書きます
という事で
今月 来日記念で グラスワインで提供している
GLENELLYーグレネリー について
書いていこうと思います
ワイナリー名
■ GLENELLY グレネリー
■場所ー 勿論南アフリカです
南アフリカの中でも特に有名なワイン産地
ステレンボッシュという場所にあります
有名な産地という事で
ラステンバーグやカノンコップなどの有名 優良ワイナリーが
沢山存在しています!!
ステレンボッシュの西側にシモンズバーグという山があります 上の地図を参照くださいね
シモンズバーグ 標高1339m
シモンスバーク(アフリカーンス語:サイモン・マウンテンSimon's Mountainと呼ばれているそうです。)
シモンズバーグは西ケープ州のパール ステレンボッシュ そしてフランシュックを分けるかのように横たわっています。
名前の由来は オランダ人であるケープの最初の知事のSimon van der Stel(シモン・ファン・デール・スティル)であり
ステレンボッシュの創設者の名前の由来にちなんで命名されました。
(ウィキペディア参照)
グレネリーは、その シモンズバーグ山脈の、東側のより涼しい斜面に位置しています。
西ケープ州の土壌は世界でも最も古い土壌の一つで約 6億年と言われています。
■設立
2003年、フランスの名門 ボルドー・ポイヤック2級
シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ ラランドの
元オーナー メイ・エレーヌ・ドゥ・ランクサン夫人が設立
女性的で貴婦人のような優美さのピションロングヴィル
コンテスドラランドは「ポイヤックの貴婦人」とも呼ばれています。
また「第1級に格付け昇格すべきワイン」と評されるほどの
スーパーセカンドでもあるとも・・・
元オーナー、メイ・エレーヌ・ドゥ・ランクザン夫人が、
1988年に南アフリカを訪問した際に、
この地域のワインの品質の高さとポテンシャルを感じ、
南アフリカワインに多いいなる可能性を感じます。
そして2003年から今のグレネリーに投資を開始しました。
2005年に最初の実験的なケープブレンド(ヴィンテージ2003)を
生産します。
2007年にはフランスのシャトーを売却し、南アフリカでの生産に
専念することを決意。
その年、南アフリカ出身で現在の醸造家ルークが加わります。
ルークさんは、シャトー・フューザル(フランス・グラーブ地区)、
アンジェリュス(フランス・サンテミリオン地区)、
アルザス、カリフォルニア、ラステンバーグ
(ステレンボシュ地区の300年以上続く名門で老舗ワインリー)などなど
名門ワイナリーで多くの醸造経験を積んでいる素晴らしい醸造家です。
更に2009年からは、「南アフリカを代表するスワートランド地区の雄」、
バデンホースト(ティムアトキン格付け1級のワイナリーです)の
オーナー兼醸造家の
アディ(勿論かれも フランスやNZ 南アフリカの
有名ワイナリーでの醸造経験を持っています)が、
醸造コンサルタントとして加わって 更にグレネリーの
ワインを素晴らしいものへと導いています。
■世界の評価
そして その世界的評価は素晴らしいものです
一部ご紹介します
2015年 12月 ロバートパーカー
Lady May 2011 92points
Grand Vin Chardonnay 2014 92pt
Grand vin Chardonnay 2013 90pt
Grand vin Red 2009 92
Glass Collection Syrah 2011 90pt
Glass Collection Cabrnet 2013 89pt
Glass Collection Chardonnay 2014 89pt
Glass Collection Merlot 2013 84pt
2016年 Tim Atkin Report ティムアトキンレポート 9月
Lady May 2012 95points
Grand vin Red 20011 94pt
Glass Collectino Cabernet Franc 2014 92pt
Glass Collection Syrah 2013 92pt
Glass Collection Cabrnet Sauvignon 2014 92pt
Glass Collection Merlot 2013 91pt
2013プラッター(南ア)4.5星
Lady May
その他 サクラアワードやデカンタワインワールドアワードなどなど
書き切れないほどの評価を得ています!!
■醸造について・・・
グレネリーは
醸造設備は重力に逆らわない
グラビティシステムを採用しています、
グラビティシステムとは 果実、果汁やワインの移動をポンプでなく
自然の重力を利用し、優しく丁寧に行うものです
例えば グレネリーさんは
4階で派作 圧搾 発酵をおこないます
3階で熟成し グランヴァン以上は
2階でさらに熟成させます
1階(地下)で瓶詰 保管を行い 出荷となります!
そして昨年2016年に
グレネリーエステートのブランド
再構築が行われました!!
まず ロゴが新しくなりました
もともとはこんな感じ
だったのが
今はこんな感じ
折角作ったのに 読めない!!
後で作りなおしますね ( ;∀;)
グレネリーロゴは
赤 黄色 黒の 3色です
それぞれに意味があり
赤=ワイン
黄色=太陽
黒=土壌 を意味しています
これらの色は メイ婦人が好きな
エルメルのスカーフの色から とられています
■アイテム
ワインのアイテムは グラスコレクションで
白ワインの シャルドネ
赤ワインの メルロー
カベルネフラン
カベルネソーヴィニヨン
シラー
があります。
シャルドネは ステンレス発酵
赤に関しては フレンチオークで12か月の樽塾となっています
前までは グラスコレクション 一つのグラスのラベルだったのですが
コレクション感を出すために
沢山のグラスが描かれています
左肩に 黄色と赤の線を入れて
赤ワインと白ワインが分かりやすくなるように工夫されています
そして グレネリーのワイナリーさんには
なんと 本当に グラスがコレクションされている
ミュージアムがあるです!!
グレネリーHPより~
レストランと共に是非訪れてみたいですよね!
コースで食べても 2000円しないんですよ!
ビックリです
■ワインの味わいについて~
グランヴァンからエステートリザーブに変わったシャルドネについては
2013 グランヴァンの時は MLF発酵を部分的に行って
バトナージュもせずに
フレッシュさを大切にしていたのですが
2014 エステートリザーブのシャルドネに関しては
葡萄も成長してきたという事もあり
100%MLFを行って リッチでクリーミーで濃密味わいへと変化しました
コチラの アイテムですが
実は 2013年のグランヴァンを持っているので
なんと 飲み比べて頂けます!!
他に
グラスコレクション メルロー シラー も飲み比べ頂けます
メルローは 13年と14年の飲み比べ
シラーに関しては 11年と14年の飲み比べですよ
2011年のシラーに関しては 全房発酵を100%行っていますが
2014年は 80%は全房発酵ですが のこり20%は除梗を行っています
そして
グランヴァンレッド2009年は
シラー 42%
カベルネソーヴィニヨン 40%
メルロー 14%
プチヴェルド 4%
なのに対して
2010年は
シラーが 36%
カヴェルネソーヴィニヨン 34%
メルロー 20%
プチヴェルド 10%
です
2009年は とても暑く難しい年でしたが
リッチでオーケストラのような素晴らしいハーモニーが
出せた年であり
2010年は ハリケーンが発生するなどのアクシデントはあったものの
最終的には よい気候となった1年だそうです
グランヴァンに関しては 最終的には シラーの比率は下げていきたいと
語っておられました
どちらも 18か月フレンチオークにて熟成しています。
レディメイに関しては
1873年というヴィンテージの100年以上経っったボルドーワインを
テイスティングした時
まだ果実味を感じることが出来
そのようなワインに レディメイもしていきたいと
語っておられました
間違いなく そうなる日が 着々と近づいているのだと思います!
下記日程で
17日 18日 19日 20日 に 旧ラベルと現行ラベルの飲み比べを
お楽しみいただけます
どの日に どれを開けるかは
また 後日ご案内しますね
グレネリーのワインは
全て天然発酵で生産しています
どのワインにも共通しているのが 綺麗でなめらかという事、
酸化防止剤もきわめて少ないナチュラルなワインが特徴です。
プロフェッショナルなチームが素晴らしい自然環境と最新設備を使用し、
南アフリカに居ながらフランスのニュアンスを持った
クラシックなスタイルのワインを生産しているのがグレネリーエステートなのです!!
過去にセミナーに参加した時の模様を書いたブログもあるので
もし 興味があれば ご覧ください
https://www.mitamari.com/app/Blogarticleview/index/ArticleId/191
https://www.mitamari.com/app/Blogarticleview/index/ArticleId/190
という事で 長々と グレネリーについて
知っている事を色々書いてみました
次お会いする機会に恵まれたら
何を聞こうかなぁ・・・・
2017-09-07 13:24:18
◆南アフリカワイン
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